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指名され続ける理容師美容師になる【社会的地位の向上】

雑記
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社会的地位の向上

壁に当たることは入客時かもしれませんし、後輩育成かもしれません。

入客時の壁

  • カウンセリング
  • 今の技術力では難しいカット、カラー、パーマ、縮毛矯正

大きく分けると技術と接客でしょう。

カウンセリングではどう伝えたらよいか。技術では癖、骨格、肌の色の微妙な違い、髪の毛自体のアンダーカラーや既染毛、新生毛への対応、薬剤コントロールなど。

後輩育成の壁

自分ではできた覚え方でも、同じように教えても伸びない。

言葉にできず「ここはこんな感じで~」・・・

どうしてそうなるかを明確に伝えられない。伝わらないことであいつは下手だ、センスがない。

自分は個人個人に合わせた伝え方をしていますか?自分の教え方にセンスはありますか?後輩を教える自分に向き合っていますか?

なぜ壁に当たってしまうのか

残念ながら基礎技術能力の習得不足と言語化できていないためです。

理容師・美容師は技術を学ぶために時間を費やしますが、あくまで自分の技術向上のためであって「この技術を学ぶことでこういうお客様に対応できる」「文字であらわすことでお客様、後輩のためになる」という風にはなりずらいです。

医者も技術のほかに学術を学び書き記しますし、調理師も技術以外にレシピを学び書き記します。プロスポーツ選手も技術だけではなく科学的に証明できるように言語化が進んでいます。大学入試も記述問題が増え、言語化を推進することで文章題が増えました。

見て学ぶことを否定してマニュアルを望んだ世代が、教える側に回ったときに感覚に頼っていては目も当てられません。

改めて理容師・美容師が取り組むこと

やはり基礎技術の徹底と言語化を進めることで専門性を高めることだと思います。

骨格、顔のパーツ、デザインしたい表現が理論に裏付けされていて、人を引き付ける会話ができて、再現性が高い技術が提供できる理容師・美容師になれば、お客様も「この人に任せれば大丈夫」後輩たちも「こんな人になりたい」となるでしょうし、自分たちの職業以外の学び、読書、情報収集に余念がなく、技術・知識、似合わせ、カウンセリング能力が非の打ちどころがなければ再来率も上がります。

再来率が上がれば、学べていない技術者が減り、サロンは淘汰されていきます。

必然的に質の良い理容師・美容師しか残らず、価格競争は打ち止められ、適正価格基準は上がり、収入は増え、労働時間は減り、社会的地位は上がります。

消費者心理があり需要と供給のバランスがあるので一概に安いサロン=悪とは言いません。しかしそれを補って余りあるほどのスタイリストになるべく日々の勉強は必要だと感じています。

こちらに美容室の実態としてのデータがあります。今後の必要事項として接客が重要事項に挙げられています。https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000453597.pdf

アシスタント、ジュニアスタイリストの段階で将来を見越して色々な世代に対応できる接客技術も身に付けておくべきだと感じました。

一人でも多くの技術者に基礎技術の大切さ、感覚ではなく理論に基づいた色彩、デザインの提供に気付いてもらい、個別対応できる接客技術を身につけ、顧客心理をつかんで離さない技術者になってもらいたいです

何年も先になるかもせれませんが私たちの仕事の社会的地位の向上につながればと思います。

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