今回は趣向を変えて漫画のお話です。漫画から学べることもたくさんあります。
ブルーロックという漫画をご存じでしょうか。
少年マガジンで掲載されていて累計550万部(2022年01月現在)突破のサッカー漫画です。これが私のツボにはまりまくりなのでぜひ紹介させてもらいます。
ブルーロックとは
全国高校サッカー選手権大会出場を夢見たサッカー少年が県予選決勝で負けてしまい、集団で夢を追うことの難しさを痛感するところから物語が始まります。
しかし1通の手紙で運命は変わる
全国からストライカー(FWとも呼ばれ主に点を取る人)が300人集められてふるいにかけられることになるのです。
そこで問われるのは究極の場面で味方を使うのか自分で決めるのか。
人生をかけたトライアルの開始です。
まぁ主人公補正もかかるので当然前に前に進むのですが。
この本から学べる事
わたしは必殺技やすごい能力の類がある漫画は苦手で避けて通ってきました。現実味がなさ過ぎて没入できないので・・・
実はブルーロックにもあるのですが、それをしのいで余りある内容です。
- 今まで感覚でしていたことの言語化
- すべてのことに意味があり1秒たりとも無駄にしない
- 自分の人生を切り開くのは自分→自分に向き合う・自分を信じる
- 人は人を変えられない。自分が変わることの大切さ
- 1度だけの成功ではなく再現性その先の進化
- ぎりぎりの真剣勝負だからこそ楽しい
- 問題意識を明確に持つ
- 人は人を変えられない。
- 自分の能力の足りなさ(敗北)に学ぶこと
- 「運」のカラクリ(11巻参照)
- 「フロー(Flow)」のカラクリ(13巻参照)
文字だけ見てると本の内容は分からないかもしれませんが、サッカーと言う競技を理容師美容師と言う職業に変換した時に凄くインスパイアされます。
理容師美容師として活かす
2022年の07号には出来ない自分への指導を監督に問うシーンがあります。(18-19巻あたりで掲載されるかなぁ)
自分の武器→武器を活かすこと→武器を活かすもの→活かすために必要な事は、、、言語化出来ない理論はやり直せ。
論破されてしまいますが、明確な答えを出しています。
言語化できない要素を入れず全てを言語化して説明できる理想をもて
分からない、言語化出来ないのは希望的観測の雑音が入った非合理の思考停止
言葉は変えてますが、全ての時を自分が理想の姿になるための行動を取っているか?
指導する側が伝える自ら言語化させる事の重要性を説いています。こうして自らの考えを知り具体的にどうするかを口で表せるようにすると、感性だけではなく言語化することによって何度でも再現できるようになりやるべき事が明確になります。
言語化についてはサッカー選手の旗手さんのブログで非常に感慨深い内容で自己分析をしています。
ちなみに私の若い時の武器は根拠のない自信と不器用さでした。このおかげで誰よりも学ばなければならないことに気づきました。
アオアシ
言語化については同じくサッカー漫画のアオアシにも掲載されています。
「人間は考える葦である」と言うパスカルが唱えた言葉を漫画に取り入れサッカーという競技で表現しています。
パスカルの言葉についてはこちらで詳しく説明してくれています。
言語化も非常に勉強になりますが空間把握能力についても考えさせられる漫画です。
「どこに誰がいてどんな動きをしたからボールがつながってゴールした」を空間把握能力を用いて言語化している代表的なシーンがあります。(1巻参照)
これを私達の職業に置き換えたら。
あのアシスタントがそろそろシャンプー終わるから、こっちのブロー終わりそうなアシスタントにカットが終わるお客さま預けて、次のカット行く移動の間にタイムが来そうなパーマのお客様のテストカールできそうだな・・・
と、一連の流れを想像しながら自分の行動に移し替えられます。またOJTを用いて後輩を育てていくときに口頭で説明しながら目で確認させてイメージできるところまで育てていければ後継者の誕生です。
26巻ではその集大成を発揮しているシーンがあります。
サロンワークでは個人個人が全力を発揮していると思いますが、それを束ねてコントロールしていく立場の人には言語化と空間把握能力は知っていた方がいいと思い紹介しました。
それ以外に、勉強には近道がない(私達なら技術習得には近道はない)を説いてるドラゴン桜や、リーダーとして周りを鼓舞し先頭をきる姿勢や自分に足りないところを認識して部下を上手に使う事(だけではありませんが・・・)を教えてくれるキングダムも勉強になります。
どんな職業でもそうだと思いますが、自分たちに置き換えたら。という目線で漫画や動画を見ると新しい発見があると思います。
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