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やっぱり基本は面白い【何の為に働くか】

雑記
この記事は約6分で読めます。

そんなに会社のために一生懸命働いて死んだらどうするんですか。こんなのブラックですし考えられません!!

こんな面白い質問されたことがあります。いつも私は即答します。

俺。。。会社の為になんか働いた事ないよ。自分の為、家族のために働いてるけど。

え?だって・・・

たいてい目を丸くされます。私の思う「何の為に働くか」は優先順位があります

  1. 自分の為
  2. 家族の為
  3. 信頼してくれるお客様の為
  4. 地域貢献
  5. 6.7.8.9.・・・会社のため

と思っているくらい、「会社のため」の優先順位は低いです。会社の為に働いたって私の代わりはいくらでもいますし、企業にとって人材は大事だと思っているでしょうが私が居なくてもお店はまわります。ただし、自分の為にしていることが回りまわって会社のためになっていることは理解するべきです。極論なので気を悪くされたなら申し訳ないです。

私の友達に「リクルート」という会社で働いていた方がいます。当事者意識を持ち、自分で考え社員皆経営者主義を持っているそうです。だから仕事をやらされている感じにならずに独立意識を持ち、向上していけるそうです。例えば「3年で独立したい」と公言しても良い社風になっているそうです。賛否両論あると思いますが、最高の考え方だと思います。

1・自分の為

何のために働くか。当然自分のために働いています

私にも夢はあります。夢のために今できることは何か。常にこの発想で仕事に取り組んだり新しいことにチャレンジします。

例えば。自分でやりたいことがあるから独立します。素晴らしい志ですし夢は叶えたほうが良いです。

しかし経験もない状態で独立したとして、既存のお客様があまりいない状況だとしましょう。やりたいことをお客様にぶつけて経験不足が露呈してしまったら。自己責任だから仕方がない。次のお客様で挽回しよう。いつも来ている人が来るはずだ・・・不確定要素が多すぎて経営していけそうですか?そうなってからの勉強では遅い気がしてならないです。ましてや売上が上げられないからと以前勤めていた会社の発表前の新しい発想を丸パクリなんてどうかとも思います。

私は会社(お店)を使います。自分の経験値を上げる、試したいことを試すには最適の場です。能力を発揮する場です。講習で学んだことでも本で経験したことでもインターネットやSNSで学んだことでも何でもいいです。失敗しても会社(店)が責任持ってくれます。また失敗も自分の夢への成功の足掛かりです。次しなければいいだけです。全ての失敗が自分を育ててくれているので、失敗を経験していない人ほど怖いものはないと思っているからです。トライ&エラーです。

また、クレーム対応も積極的にします。正直怒られるのは嫌です。昔は自分の対応ではないところを怒られるなんて御免だと思ってもいました。しかしクレームにこそお客様が望む答えは隠されています。嫌だと思えば来なければよいだけですし、「あの店は下手だ!」と人にふれ回ればよい事を、目の前で解決させてくれるチャンスを頂けるのです。この対応いかんでお店の印象、個人の印象は変わり、「あそこはきちんと対応してくれる」に代わります。これが自分のお店で、総顧客数が少ない段階で怒らせてしまってきちんと対応できない、そんなお客様がインフルエンサーだったら。考えるだけでも怖いです。昔は「一人のお客様の背景に最低10人は潜在顧客がいると思え」と教えられましたが、今は情報化社会なので潜在顧客は無限にいると思ってもおかしくないです。

また会社を使って人を指導することも経験できます。上に立った人しか経験できないことがたくさんあります。先輩としてではなく、店長やマネージャー、ディレクターなど役職に就くことで、スタッフとしての経験では得られない経験ができます。数字もそうです。なれるチャンスがあるなら積極的になれば良いと思います。全ては経験です。人間経験してないものは出来ないですし、出来たとしても付け焼き刃で薄っぺらいだけです。

独立したいと言っても経営計画はどうしますか。創業社長は融資元からどんな経営をしたいか、ターゲットは、経験年数、資格、熱意などを確認されます。自分は食べていけるのか。家族は養っていけるのか。親から融資してもらいますか?そんな考えで家族を養っていくのですか?

面倒なこと言う人から逃れられて、独立できたから食うのに困っても問題ない。とは考えにくいです。

だからこそ「自分の為」に使われているうちに最大限の努力をします。いいことも悪いことも人間やったことしか返ってきませんし「因果応報」です。「ブーメランの法則」とか「因果の法則」とか言われたりもします。

自分が夢を叶えたときのリスクを最小限にするために会社という後ろ盾を使います。だから理容師・美容師としての基本以外にマーケティングや心理学を学ぶとともに、コンシェルジュのようなこともしますし、流行や医療、介護、法律などたくさんのお客様から得られる生の情報は必要な限り集めます。今後生きる上で絶対に必要になってくるから。インプットとアウトプットです。

その情報を集められるように信頼される人になれるように自分を磨きます。

学んだことを生かして独立すればよいですし、会社との良好な関係を築けているなら、幹部として会社を盛り上げていくのも良いですし、企業内独立の選択もありだともいます。ほとんどコストをかけずに独立出来る最良の手です。

家族の為

当然ですね。雇われているうちに経験、人脈という財産を作って収入のもとを作っていくことで、自分の能力を向上させることは、売り上げという形になりお給料として還元されて家族のもとに流れていきます。

家族は限られた資金で生活を工面して自分たちや子供の将来に投資していきます。

家族のためを思うからこそできることもたくさんあります。当然理解されないこともある職業ですが、熱意ある行動、言動はパートナーや子供たちに夢を与えることができるはずです。

信頼してくれるお客様の為

たくさんの経験や能力はお客様にとっても、お客様自身がよりよくなるための材料です。

当然人間は間違える生き物なので失敗もつきものです。

失敗を怖がってチャレンジしなければ、自分で自分の限界を決めてしまい、今以上になることは厳しいです。顔の見えない世界で強がっていても現実の世界ではお客様と面と向き合って対峙しなければなりません。

しかも、若いうちに失敗できなかった人は失敗を恐れるあまり無難なほうへ無難なほうへと流れていきます。個性を出したいのではなかったのですか?目一杯チャレンジして、失敗したらひたすら謝ればいいのです。誠意の見えない底の浅いスタッフはお客様に見透かされます。顧客リストから落ちていきます。リターンしなかったのはお客様のせいでしょうか。環境、スタッフのせいでしょうか。

お客様の中学生でも81マスのマンダラチャートを用いてプロスポーツ選手への夢を追求したり、大学入試に向け連日10時間位勉強する高校生、障害を抱えていても懸命に生きる方、家族の顔を忘れても私の顔は覚えててくれるおばあちゃん。懸命に生きてる方に努力をする事を教えてもらいました。

私の考える何のために働くか。自分のために働くことで能力が上がり、家族、お客様に還元されて地域社会がより良い方向に向かい、会社の業績をあげることができる。だから自分のために働く。

この経験を生かして自分のやりたいことを実現する。これが自分の人生自分が主役として考えた時のとらえ方だと思って行動しています。

やっぱり基本は大切

結局自分の為に働けない人は、家族の為にもならず、お客様の為にもならず、地域の為、会社の為にもなっていない。こう考えれば、人の文句や会社の文句、業界の文句を言っている暇があるなら一つでも身になることを覚えて自分のために働いたほうがいいと考え行動しています。

その為に基本をしっかり身に着け自分を確立することをお勧めします。

そのうえで自分のやりたいこと、得意なことに舵を切ればよいと思います。

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