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理容師・美容師の資格【カラーの資格4選】

資格

理容師・美容師に資格が必要なのはこちらの記事でお伝えしました。

しかし、本当に資格が必要なのか。

今いる店舗でお客様にも恵まれ、資格がなくても別に苦労してないし。必要なくね?

では。今の店舗で一生雇われていますか?

独立する祭、店舗を移動する際に自分に有利になる条件・強みはありますか?

収入の少ないとされている私たちの職業で、独立を考える際必ずと言って良いほど融資を必要とします。融資元に誇れる自分の経歴、資格はありますか?

「有名店で働いていたのが経歴です」なんて甘えは無くしてください。有名店が有名なだけでよほどのことがない限り個人が有名なのではないです。また、業界で有名なだけで一般の方は知らないなんてことはよくある話です。

独立したら指名客が全員付いてきてくれる訳ではありません。良くて7割。最悪3割だと思った方がいいです。お客様からしたら指名替えのチャンスかもしれません。

今の職場の人間関係も面倒臭い、独立も面倒臭い!だから「フリーランス」で自由に働きたい!

フリーになると自分の固定客以外は全て自分の営業で獲得するしかありません。お客様にアピールできる強み、名刺に記載できる資格はありますか?

カラーリストという考え方

長く働くことで資格がなくてもカラーに対する知識が深まって、お客様にも自信を持ってカラーの提案、タイムコントロールもできるようになりました。固定客が多ければ多いほど同じお客様の髪を担当させて頂くことが増え、自店のお客様への対応が出来るようになると、資格を保有する意義が見いだせないですが、新規のお客様はいかがでしょう。

カラーに自信が持てるようになっていくと希望の色味を言われて調合がパッと思いつくことが出来る様になりますが、その色味、お客様に似合っていますか?

また、色には各色にイメージがあり、例えば「赤」なら積極性や行動力はあるが感情の動きが激しく、情緒不安定になりやすい。といった色彩心理や、自律神経の中でも交感神経に働き、興奮を高めたり決断を促す効果が高いとされている色彩効果もあります。

好みの色だけではなく、肌の色、持ち物の好みの色合いなどを総合的に判断して希望の色味から一歩進んだ提案はできていますか?

明度と彩度の違い、色相と色調の違い、ハイライトを入れるなら対比や同化も考えながら提案できていますか?

「カラーが得意」といった方は特に美容師さんに多いです。しかしお客様も情報化社会でたくさんの情報を手に入れられるようになりました。私たちは本当にカラーが得意でしょうか。

カラーリストという存在を自分だけの強みにしていくには、経験だけではなく、理詰めでくるお客様を論破できるくらいの知識量も必要だと思います。

もう他の店にはいけないくらいお客様を虜にするためには「自分のセンス」+「知識量を裏付ける資格」だと思います。

カラーの資格

ではカラーの資格にはどのようなものがあるでしょうか。

  • ファッションカラーコーディネート色彩能力検定(AFT色彩検定)
  • カラーコディネーター検定試験
  • 色彩士検定
  • パーソナルカラー検定(R)

以上4種類がよく知られている検定です。

以下4つを掘り下げます。

ファッションカラーコーディネート色彩能力検定(AFT色彩検定)

  • 正式名称:文部科学省後援 色彩検定®️
  • 主催:色彩検定協会
  • 開始年度:1990年
  • クラス:1〜3級 UC級(ユニバーサルデザイン)
  • 受験資格:制限なし。受験制限もなく、1級と2級、2級と3級の同日受験も可能
  • 試験内容:3級/マークシート/基礎の理解。色彩心理や色相調和なども出題される
  •      2級/マークシート+記述/基礎+技能。国内外の色彩文化、色彩効果、配色等が出題
  •      1級1次/マークシート+記述
  •      1級2次/記述+実技。総合理解と技術力が求められる。ファッションだけでなく環境、インテリアなど幅広く出題
  •      UC級/ユニバーサルデザイン、色覚多様性、高齢者の見え方、配色の注意点など
  • 試験日程:6月・11月(1級は11月のみ)
  • 受験金額:3級:¥7,000 2級:¥10,000 1級:¥15,000 UC級:¥6,000
  • 試験についての問い合わせ:(社)全国服飾教育者連合会(A・F・T)℡03−5510−3737  0120−125−662 HP:http://www.aft.or.jp/

もともとアパレル業界の販売員の知識向上のために設立されたが、現在は文部科学省後援の公的資格として幅広く色彩知識が学べ、色彩心理、環境色彩など色に対する知識を理論的に学べます。

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カラーコーディネーター検定試験

  • 正式名称:カラーコーディネーター検定試験®️
  • 主催:東京商工会議所
  • 開始年度:1995年
  • クラス:スタンダードクラス/アドバンスクラス
  • 受験資格:制限なし。受験制限もなく、スタンダードクラスとアドバンスクラスの同日受験も可能
  • 試験方法:IBT(Internet Based Test・自宅のインターネット経由での試験)
  •      CBT(Computer Based Testing(テストセンターのパソコンで受験)
  • 試験内容:スタンダードクラス/色についての基礎と配色、光など色の操り方
  •      アドバンスクラス/ファッション・メイク・インテリアなどの特徴と色彩設計他
  • 試験日程:6月、12月
  • 受験金額:スタンダードクラス¥5,500 アドバンスクラス:¥7,700
  • 試験についての問い合わせ:東京商工会議所 検定センター ℡03−3989–0777  
  • HP:http://www.kentei.org/color/index.html

色彩検定がファッション系ならカラーコディネーター検定は工業系と括られることが多いです。ただ、工業系だからと侮らず、自分がサロンオーナーになった時のことまで考えると取得を考えても良いと思います。

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色彩士検定

  • 正式名称:アデックカラーマスター色彩検定士
  • 主催:ADEC(全国美術デザイン教育振興会)
  • 開始年度:1997年
  • クラス:1〜3級 
  • 受験資格:2〜3級は制限なし。1級は2級取得者のみ
  • 試験内容:3級/マークシート。色の成り立ちや色彩心理、色彩調和など
  •      2級/マークシート。3級+文化や歴史、データ分析まで幅広く
  •      1級理論/2級+応用。幅広く専門性の高い問題
  •      1級実技/テーマに沿った色彩計画、色彩設計の表現をプレゼンテーションする
  • 試験日程:1月(1級理論、2・3級)、9月(1級実技、3級)
  • 受験金額:3級¥6,000 2級¥7,500 1級¥20,000
  • 試験についての問い合わせ:色彩士検定委員会事務局 ℡03−5213−4476
  • HP:https://colormaster.jp

基礎から応用まで幅広く理論、演習、実技問題により構成されていてバランスよく能力を必要とされます。合格者は「色彩士」「カラーマスター」の称号を得られ、美容師っぽいカッコイイ称号です。ちなみにここ数年(第35〜39回)1級の合格者はいません・・・それだけに1級合格のステータスは素晴らしいものになるでしょう!

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パーソナルカラー検定

  • 正式名称:色彩技能パーソナルカラー検定試験
  • 主催:NPO日本パーソナルカラー協会
  • 開始年度:2003
  • クラス:モジュール1〜3級 (初級・中級・上級)
  • 受験資格:制限なし。
  • 試験内容:モジュール3級/実技試験/一部記述式少人数のグループ制)
  •      モジュール2級/色彩理論の中級程度の理解、複数の色を比較、色彩理論を用いて
  •      特性を見分る、実践的な色を見分け技能と顔の見え方を結びつけて理解している
  •      モジュール1級/色彩理論の初級程度の理解、色の特性を識別判断できる、
  •      パーソナルカラーの基本的知識、指定条件の色と配色を特定できる
  • 試験方法:CBT(Computer Based Testing(テストセンターのパソコンで受験
  • 試験日程:1級・2級:夏季7月冬季12月  3級:秋季10月春季3月
  • 受験金額:1級:¥7,700 2級:¥8,800 3級:¥12,100
  • 試験についての問い合わせ:NPO法人日本パーソナルカラー協会 ℡03-6434-0013
  • HP:https://www.p-color.jp

それぞれ1級は合格証書、2級はJPCAパーソナルカラーアシスタントアドバイザー認定書、3級はJPCAパーソナルカラーアドバイザー認定書が獲得できて、3級に合格すると教育部門やアナリストへの道もあります。

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まとめ

私自身「正直資格なんてなくても仕事できる」と思っていました。しかし長年髪を切る仕事をしていると、年を追うごとに資格の大切さを実感します。

目の前のお客様が一生変わらないのであれば必要無いのかも知れません。しかし若いうちは「店舗を変えたい」、「独立への意欲」が強いと思います。そんな時に資格は自分の後ろ盾になります。面接時に有効な資格でなくても良いのです。会社を使って経験値を上げるのです。先述しましたが、融資を受ける際は経歴の他に有資格も確認されます。もし「自分が投資家」なら職務経歴も短く資格もないような人に「熱意」だけで大切なお金を人に貸しますか?「返済できるだけの能力」があるから融資は成立します。

融資を受ける際の操業計画書の一部抜粋ですが、中程に「取得資格」の欄があります。書ききれなければ別紙記載でも構わない旨も書かれています。資格は本当に必要ないでしょうか。希望の満額の融資が見込めない事の方が多いですが、額面通りの融資を受けたいのであれば持っていて損はないです。よく考えた方が良いと思います。

自分の将来のためを思うなら「仕事的に無くても出来る資格。されど資格」だと思います。本気で将来を考えてみてはいかがですか。

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