- 模倣
- 情報
- 基礎
これだけです
模倣
- とにかく真似る
- 良い悪いリストを作る
何かを始めるときは、まず業界のトップ・オブ・トップを研究し尽くす。自伝を買うとか、野球だったらその選手のフォームをひたすら見るとか。そしてそのまま、まねてみる。何度もまねしていくうちに、「自分だったらこっちが合う」「もっとこうしよう」とか、少しずつ見えてくるのだと思います。
〜YouTuber ヒカキンさんの言葉〜
日興フロッギーより引用
とにかく、まねてください。売れてるスタイリスト、医者、料理屋、服屋、靴屋・・・売れている人・物・事・を真似するのが最短ルートです。しかも1人、1件ではなく何人、何件も模倣することを強くお勧めします。同性異性関係なく同店他店同業他業関係ないです。視野を広く持ってください。足を使ってお金を使って目で見て確かめる。 サイトの評価ではなく自分の目で見て確認すること 。外部講習に出てウイッグを使って短い時間で高い講習料払って自己満するよりはるかに活きた情報が手に入ります。顧客体験をすることで「ほんと最悪だな。 金払う価値ないわ」=「自分も同じこと思われていた」を痛いほど知れます。また、「この人すごいわ」という体験をすればなぜすごいのかを素直に書き出せば良いです。「なるほど」「自分だったら」と常に比較検討をする癖をつけましょう。
それができたら、良かったこと悪かったことリストを作ってください。服装は、髪型は、笑顔は、接客用語は、お店の雰囲気は、技術は、空いているスタッフの対応は・・・よかったことだけを精査して自分に落とし込む。それをオリジナルにする。最強の自分になれます。悪かったことは絶対にやらなければよいのです。違いを見分けてください。
「出来るか出来ないか」では無く「やるべき事」です。私は今でもやっています。時代によって良いとされることが変わりますし、年代によってとらえ方が変わるからです。
人見知りや初めてのお店が怖いと思っている人ほど大チャンスです。お店に来るお客様も同じ思いをしています。緊張が見えるお客様に自分がカウンセリングに入った時に「初めてだから不安ですよね。私も先日同じ体験してきたんですよ。出来る限りお悩みを聞いて希望を再現できるようにしていきますね」など、緊張をほぐす会話のスタートができます。
ちなみに私が模倣したのは
- 「当時雑誌に載りまくっていたサロン」
- 「高級クラブ」
- 「ゲイバー」
- 「ホストクラブ」
です。私は本当に技術接客共に独りよがりでお客様を怒らせる天才でした。見かねたお客様が連れて行ってくれた高級クラブはすごかったです。とにかくありとあらゆることに精通していて自分磨き、自己表現、情報収集は本当にコンシェルジュだと思いましたし、勉強させてもらいました。ちなみに彼女たちの職業はカルテがないのですべてを頭に叩き込んでいます。名前、職業、関連する人、家族構成や前回までの話、漏れたら困る情報も持っているからです。見るからにお金もない私みたいな「どこぞの馬の骨」にも差別もせず、均等に対応してくれます。更にすごかったのはゲイバーです。彼女?たちも指名を受けて席を動くのですが、会話のオチの作り方がすごく印象的で今でも真似させてもらってます。すさまじい職業根性です。尊敬します。ホストクラブはちびでくせ毛の私は働く土俵にも立てないので無賃でボーイをさせてもらってました。ここでさげすまされたのも良い経験です。評判サロンの偵察は当然ですね。今でもします。
自分がお店で落としたお金は売り上げとして必ず返ってきます。すべては真似た物勝ちです。
情報
- 正確な情報を知る
- 自分に与えられた可能性の幅を知る
- お店に与えた損害を知る
- 自分本位のお店を出した時の売上を知る
- 時間の大切さを知る
- 伸び代を知る
今の時代は恵まれています。ネット、SNS、雑誌、欲しい情報のほとんどは動かずに手に入れることができます。私たち昔の人は欲しい情報は自分で動くかお金を払って招くかしか得られませんでした。そんな苦労はしなくても良いです。先輩たちが散々してきました。昔の人の苦労話は聞き流しましょう。ご苦労様でしたと。今を生きるあなたたちは最短距離で駆け上がりましょう。
- お店の商圏を知る
- 商圏にお店のコンセプトとしてターゲットにしている層を割り出す
- ターゲット層(しっかり)からお店の顧客(ざっくり)を引く
- 過去4年分の落ち客のカルテ枚数(今年度分は除いて4年前から去年までざっくり)
- 「美容室」「調査、リサーチ」で業者が調べているお客様の「美容室にかけているお金」の層を知る
- (ターゲット層 - 顧客 - 落ち客 )÷ 客単価の層 =今後新規客になる可能性を秘めたお客様 です。
数字を知るのは社会人一年目の人は任されることが多いです。しかし業界的にはしないです。参考にしたのはこの本
商圏とは〇〇駅から〇〇駅までや〇〇地区から〇〇地区までお客様が来てくれそうな範囲の事です。これはあんまり広げない。広げるほど曖昧なデータになります。商圏がわかれば「〇〇県〇〇市人口分布」で検索すれば統計調査が出てきます。そこから地区を絞り出し求めます。既存の顧客数が多ければ多いほど新規の見込み客数は減ります。=チャンスは減ります。
たとえばターゲット層6000-顧客3500-落ち客1500÷客単価の層25%=250人です。6000人もターゲット層がいるのに250人しかチャンスはないです。しかも競合他店を除いて自分たちのことしか考えていない数字です。その中に自分の個性を理解してくれる人は何人いますか。10%でも25人です。6000人から25人を探し当てるのですか?宝くじより難しいと思います。それより5975人を顧客にする為の努力の方がはるかに簡単だし、顧客になったお客様を好みに誘導していく方が確率が高いです。
正直面倒くさいです。しかし目を背けてはいけないことです。オーナーになったら数字は絶対突きつけられます。今から数字に向き合うのに慣れれば将来の役に立ちます。
今までの落ち客はなんで落ち客になったのか。「自分」「先輩」のどこがいけなかったのか、今後の見込み客に対してどう仕掛けていくべきかに全力を注いでください。リサーチ会社に一般ユーザーの声が載っています。それも大変参考になります。自分を照らし合わせて見てください。技術者としてよちよち歩きしか出来ていないのに人の批判や上辺だけの努力をして「わかったふり」している暇はないです。人を変えるのは非常に難しいです。でも自分を変えるのは簡単です。マインドチェンジすればよいだけです。
落ち客=サロンが拾えるはずだった売上
もう少し掘り下げます。
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